脳神経外科
概要
脳神経外科
脳神経疾患は、主に脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷があり、頭痛、めまい、手足の脱力やしびれ、言語障害、物忘れなどの多彩な症状を示します。当科では2名の経験豊富な脳外科専門医による診察と、1.5テスラMRI、128列マルチスライスCT、頸動脈エコー検査などの高度な医療機器を使い、軽症のうちに早期診断、予防治療を行います。また入院治療が必要な場合は、連携している埼玉石心会病院への早急な治療へとつなげます。
頭痛専門外来
日常生活や仕事に支障をきたす一次性頭痛は、片頭痛、慢性連日性頭痛、頭痛薬の使用過剰による頭痛、TACs(群発頭痛など)など多数あります。これらの正確な頭痛診断を行い、適正な薬物治療を中心に診療を行います。特に患者数の多い片頭痛に対しては、トリプタン特効薬、各種の予防薬、即効性のあるスマトリプタン在宅自己注射があります。また最近、有効な予防薬として抗CGRP抗体薬(皮下注射、エムガルディ、アジョビなど)の新薬が開発されました。個々のケースに応じて治療薬を選択します。
頭痛を我慢されて、その日の社会生活レベルを低下させないために、頭痛専門外来への受診をお勧めいたします。
脳疾患の前兆について
●まひ・しびれ
突然、半身の手足の動きが悪くなったと言う場合には、脳の血管が急につまった脳梗塞(脳血栓)、あるいは脳に血が起こった脳出血のどちらかが疑われます。
これらの脳血管障害は早期に治療を開始することが大切です。
●ろれつが回らない
”ろれつが回らない”という状態は、脳梗塞の典型的な症状。瞬間的なものではなくて、症状が持続したり繰り返して出るときは専門医の診察が必要です。
●急なめまい、嘔吐、ふらつき
小脳や脳幹部に起こった脳梗塞では進行性卒中と言って時間かけて症状がだんだん悪化するような経過をとることが多くあります。始めは、めまいだけなどの軽い症状だけであっても油断出来ません。単なるめまいと思っていると病気が進んで命にかかわることもあります。
●頭痛
頭痛には一次性のものと二次性のものがあります。
一次性は筋緊張型の頭痛や血管の拡張により引き起こされる片頭痛などです。緊張型の頭痛と片頭痛では治療薬が異なります。
『頭痛』を持病と思ってあきらめないで、どのタイプのものかの診断をお受け下さい。そのタイプに合わせた治療が可能です。
二次性のものは『くも膜下出血』や『脳腫瘍』など、脳の器質的な疾患によるもので、放っておくと生命に危険をおよぽすものもあり、両者を早期に鑑別することが重要です。
外来担当医表
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診療時間
当院は全科予約制となっています。
当日診療の場合でも、事前に予約をお取り頂くようお願いします。
予約無しに直接来院されると診察できない場合があります。
※診療内容によって待ち時間が発生することはご了承ください。
診察日および診察時間は都合により変更になる場合がありますのでご了承ください。
予約の方法
ご予約は、お電話またはファックスで受け付けており、診療科に空きがあれば当日予約にも対応できます。
30分単位の予約枠ごとの診療となります。
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センター - 04-2953-9995
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FAXでのご予約
聴力に障害のある方のために、ファックスでの予約を受付けています。
専用FAX用紙を印刷してご利用ください。
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- 今月の担当表をよくご覧の上、専用FAX用紙に必要事項をもれなくご記入ください。
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- 専用FAX用紙の「その他の連絡先」はできる限り記入してください。
専用FAX用紙がない場合は、お手持ちの紙でも受付します。その場合は必要事項を必ずご記入ください。
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