2021.05.10

子宮頸がんワクチン「シルガード9」の予防接種はじめました

「シルガード9」はヒトパピローマウイルス(HPV6、11、16、18、31、33、45、52、58型)の感染を防ぐワクチンです。「シルガード9」に含まれる9つのHPV型により、日本人の子宮頸がんの原因となるHPV型の88.2%をカバーします。

4価ワクチン「ガーダシル」と比較した国際共同臨床試験では、「ガーダシル」による予防効果に加え、新たに追加された5つのHPV型に関連した腫瘍発生率を96.7%減少させました。

副反応は4価ワクチンと同程度で、海外と日本人集団での差も見られませんでした。

現在のところ、任意接種となりますが、定期接種を逃してしまった方や、より有効性の高いワクチンをご希望の方には選択肢としてご検討いただければと思います。

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